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エコチルやまなしからのお知らせ

山梨大学でエコチル調査8歳学童期総合健診を受けられた方へ ~ 研究実施のお知らせ ~

研究情報の公開(オプトアウト)

エコチル調査8歳学童期総合健診にご協力いただき、ありがとうございます。健診の血液データ(遺伝子多型)や腸内細菌叢のデータを用いた研究について、山梨大学医学部倫理委員会の承認が得られましたので、以下の通りお知らせいたします。

情報の利用目的等が具体的に決まりましたので、国の定める「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に基づき、研究が実施されることについて参加者の皆さんにお知らせしますとともに、使用を拒否できる機会を設けさせていただきます(このような手法を「オプトアウト」といいます)。

研究への協力を希望されない場合は最後に記載した問い合わせ先までご連絡ください。不参加を申し出られた場合でも、何ら不利益を受けることはありません。

山梨大学大学院総合研究部附属出生コホート研究センター
センター長 篠原 亮次

 


「胎児期および幼児期の環境要因が
小児期の排尿機能および排便機能に与える影響」

研究実施のお知らせ

1. 研究の対象となる方
2019年7月6日から開始された8歳学童期総合健診への参加およびエコチル調査甲信ユニットセンター(山梨大学)の追加調査にご協力いただいた方

2. 研究期間
研究機関の長の許可日 ~ 2027年3月31日

3. 研究の目的
本研究は、胎児期および幼児期の環境要因が小児期の下部尿路機能および排便機能に与える影響について明らかにすることを目的とします。その環境要因として、8歳学童期総合健診で採取した検体のデータを用います。

4. 研究の方法
エコチル調査のうち、甲信ユニットセンターでの参加者を対象として、小児期の排尿機能(尿失禁や夜尿症)および排便機能に対する様々な要因との関係を調査します。その要因として、エコチル全体調査から得られる胎児期および幼児期の環境要因・素因のデータ、甲信ユニットセンターの8歳学童期総合健診で得られる2D/4D(両手の手形を取って測った、第2指と第4指の長さ)や遺伝子多型(血液検査から抽出したDNAを用います)や腸内細菌叢の変化(採便から得られたデータ)などがあげられます。本オプトアウトでの対象は、新たに追加した遺伝子データ、腸内細菌データになります。

5. 研究に用いる試料・情報の項目
情報:遺伝子データ、腸内細菌データ

6. 外部への試料・情報の提供
該当なし

7. 研究組織
【研究責任者】
山梨大学 泌尿器科学講座 三井 貴彦

8. 試料・情報の管理について責任を有する者
山梨大学

9. 個人情報の取扱いについて
研究者等は、研究対象者の個人情報保護について、適用される法令、条例を遵守します。また、研究対象者の個人情報およびプライバシー保護に最大限の努力を払い、本研究を行う上で知り得た個人情報を漏らすことはありません。

10. 利益相反について
外部との経済的な利益関係等によって、公的研究で必要とされる公正かつ適正な判断が損なわれる、又は損なわれるのではないかと第三者から懸念が表明されかねない事態を「利益相反」と言います。
本研究は、エコチル調査の全体調査データに関しては、環境省の助成を受けて実施されました。また、エコチル調査の追加調査である8歳学童期総合健診データに関しては、山梨大学が管理する研究費(奨学寄付金)を用いて実施されました。そのうち、遺伝子および腸内細菌の解析に関しては、必要な資金を獲得し解析が実施されました。この研究に関して開示すべき利益相反関係はありません。

11. お問い合わせ等について
本研究に関してご質問等がありましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。ご希望により、他の研究対象者の個人情報および知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書や関連資料を閲覧することが出来ますのでお申し出ください。
また、本研究に試料・情報が用いられることについてご了承いただけない場合は研究対象としませんので、下記の連絡先までお申し出ください。その場合でも不利益が生じることはありません。

<照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先>
担当者の所属・氏名:山梨大学 泌尿器科学講座 三井 貴彦
住所:〒409-3898 山梨県中央市下河東1110
メールアドレス:tmitsui@yamanashi.ac.jp
Tel:055-273-1111平日8:30~17:00(病院代表)
055-273-1113 土日祝日、夜間(病院代表)

 

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